サマーバレンタインデーはいつ?7月7日?8月14日?それぞれの由来や意味は?

バレンタインデー雑学

夏には『サマーバレンタインデー』があります。

『サマーバレンタインデー』がいつかというと7月7日という説と8月14日という説がありますが、これはどちらも正しいです。

なぜ『サマーバレンタインデー』が2日あるのかというと、それぞれ由来が異なります。

7月7日の『サマーバレンタインデー』

7月7日の『サマーバレンタインデー』は、同じく7月7日に祝われる『七夕』にちなんだイベントです。

『サマーバレンタインデー』が7月7日に制定されたのは意外と古く、1986年のことでした。

日本記念日協会によって記念日として登録されたのは、なんと制定から14年も経過した2010年3月です。

『サマーバレンタインデー』を日本記念日協会に申請したのはメリーチョコレートカムパニーでした。

織姫と彦星が年に一度だけ会うことを許されるという七夕に由来する『サマーバレンタインデー』は、大切な人に贈り物をする日です。

家族や友人、パートナーなど、大切な人に感謝の気持ちとともに贈り物をします。

『サマーバレンタインデー』とはいうものの、贈るものはチョコレートと決まっている訳ではありません。

スイーツや和菓子、花、アクセサリーなど、さまざまなものが贈られます。

七夕伝説にちなんで天の川や星などをモチーフにしたお菓子などが販売されることもあり、『サマーバレンタインデー』におすすめの贈り物コーナーを展開する店舗もあります。

8月14日の『ハッピーサマーバレンタインデー』

8月14日の『ハッピーサマーバレンタインデー』は、『テニスの王子様』から派生したイベントです。

『テニスの王子様』では毎年2月のバレンタインデーに、ファンから大量のバレンタインチョコが届きます。

各キャラクター宛に届いたバレンタインチョコは集計され、人気ランキングとして発表される一大イベントとなっているのです。

そこでキャラクター達からファンへのお返しをする日として制定されたのが8月14日の『ハッピーサマーバレンタインデー』

制定したのは『テニスの王子様』作者である許斐剛先生です。

8月14日という日付は、「バレンタインデーには伝えられなかった気持ちも、夏ならチョコレートのように溶けやすいよ」との思いから、バレンタインデーの半年後となりました。

毎年夏には異なるキャラクターが歌唱する『ハッピーサマーバレンタイン』がリリースされます。

ちなみに毎年バレンタインデー前後には『バレンタイン・キッス』を異なるキャラクターがカバーしてリリースするというのが2004年からの恒例行事です。

『ハッピーサマーバレンタイン』は2017年から毎年夏にリリースされていますが、『ハッピーサマーバレンタインデー』が日本記念日協会に登録されたのは2018年でした。

許斐剛先生によると「男の子も女の子もどちらからでも夏の力を借りて告白、それが成就する日」ということです。

『サマーバレンタインデー』と『ハッピーサマーバレンタインデー』の違いは?

『サマーバレンタインデー』も『ハッピーサマーバレンタインデー』も日本記念日協会によって登録されている記念日ですが、それぞれ由来や意味が異なります。

7月7日の『サマーバレンタインデー』は七夕が由来で、大切な人へ感謝の気持ちと共に贈り物をする日です。

8月14日の『ハッピーサマーバレンタインデー』は『テニスの王子様』のキャラクターがファンにバレンタインのお返しをする日ですが、楽曲のリリースやイベントが開催されるのは『ハッピーサマーバレンタインデー』当日とは限りません。

『ハッピーサマーバレンタインデー』は基本的に『テニスの王子様』ファンの間で祝われるイベントなので、一般的に『サマーバレンタイン』といえば7月7日の『サマーバレンタインデー』ということになります。

百貨店やギフトショップなどが『サマーバレンタイン』に向けて特設コーナーを作るのも、7月7日の『サマーバレンタインデー』です。

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